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2017-11-05

書肆スーベニア

本屋報インタビュー

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開業の時に参考にした本屋さんor一冊の本があれば教えてください。

【参考にした本屋さん】
・双子のライオン堂(赤坂)
ライオン堂がなかったら弊店は存在していませんでした。
・水中書店(三鷹)
理想郷。規模、品揃え、雰囲気、客層。パーフェクト。
・つちうら古書倶楽部(茨城/土浦)
店主の故郷にある古書店。お店がパチンコ屋の居抜き物件でだだっ広いです。複数の古書店が集まってやっていて、常設の古本市みたいです。
【参考にした本】
『普通の本屋を続けるために』(久禮亮太/明日香出版社)
書店主の著書は色々と出版されていて読み物としては面白いです。しかし、それぞれの人となりでやってきた部分が目立つので実用的ではありません。書店経験の無い自分には、これが唯一の教科書でした。本書は書店にのみ配られた非売品ですが、『スリップの技法』という本にも久禮さんの書店員としての仕事が凝縮されています。

本はどこから仕入れていますか?

新刊/八木書店・子どもの文化普及協会・トランスビュー

古本/主に買取と店主の蔵書だったもの。古書組合に加入予定。

本棚、内装はどうやって整えましたか。

棚は部材の切り出しだけ外注して店主が設計・組立・塗装しました。天井いっぱいまで棚にしたかったのですが、特注する予算は無かったので自作しました。

本屋を始める前は何をしていましたか。
いまの本屋と繋がっているor変わった部分を教えてください。

昼は出版社の在庫管理・物流を受託する倉庫会社で営業と物流現場の仕事を、夜は高円寺のシェア型店舗で小さなブックカフェギャラリーを運営していました。
その前は某出版社で書店と取次を回る営業をやっていて、製造と流通は経験したので次は小売をやってみたかったんですね。

物件との出会いや、店のある街のことを教えてください。

自宅兼用で借りられる店舗物件を探していて、高円寺と今お店をやっている向島の物件が候補でした。向島で内見をした頃はちょうど桜の時期で、満開の桜と根元に植えられた菜の花のコントラストが隅田川沿いにずーっと続いて最高の景色でした。その桜並木に点在する露店で平日昼間から呑んでる人が結構いて、隅田川の川風と街の美しさ、人々のゆるい生活が気に入ってこちらに決めました。
向島は浅草・蔵前とスカイツリーに挟まれていてメディアに取り上げられることも少ないですが、老舗から若手までお店は粒ぞろいです。自分のペースと美意識でやっているお店が多いと感じます。なんて言うと気難しいお店に思われてしまうかもしれませんが、みんな気さくな店主さんばかりですよ。 

書店名 書肆スーベニア
住所 東京都墨田区向島2-19-11 ププレ隅田公園1F
オープン日 2017年8月4日
連絡先 070-4811-4397
web http://shoshisouvenir.com/
Twitter @shoshisouvenir
営業 毎週水〜日曜日 12:00〜21:00
売り場 4坪
扱い 新刊・古書・ZINE・雑貨

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honyahou 2017-11-05 13:37

書肆スーベニア
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