開業の時に参考にした本屋さんor一冊の本があれば教えてください。
参考にした本屋さん
山陽堂(表参道)、東京堂(神保町)
参考にした書籍
『「本屋」は死なない』(石橋毅史、新潮社)
『新世紀書店』(北尾トロ、ポット出版)
『文化系トークラジオ Life のやり方』(TBSサービス)
ネット古書店開店時は、『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』(北尾トロ、風塵社)
本はどこから仕入れていますか?
神田村(八木書店、弘正堂図書販売、三和図書、鍬谷書店、文苑堂、JRCなど)一部出版社は直取引。リトルプレスも直取引。トランスビューも利用。
本棚、内装はどうやって整えましたか。
内装の8割は大工さんにお願いしました。素人ではできない、扉を本の形に模して作ったり、本棚の隠し扉や、備え付けの棚をお願いしました。 その他の本棚は、木材で自作しました。木材の1部は、知り合いの間伐材の活動をしている人とコラボして調達しました。
本屋を始める前は何をしていましたか。 いまの本屋と繋がっているor変わった部分を教えてください。
会社員。全く関係ない分野のベンチャー企業。 ただし、何かを立ち上げたり、新しいやり方を模索したりする姿勢は、勤めていた時に学び、今も変わらないかと思います。
物件との出会いや、店のある街のことを教えてください。
白山店は、知人のオフィスを間借りしていました。遊休スペースを有効活用しませんか、という提案ではじめました。本に対して思いが深い人が多かったと思います。
赤坂店との出会いは、偶然です。(だいたいそうですが)そもそも自宅近くで探していました。なかなか良い条件の物件が出てこない中で、探す範囲を広げたところ、ふと現れました。 賃貸と購入ともに考えていたのですが、ここなら購入してもいいのではないかと。
ラジオっ子だったので赤坂という場所は憧れの場所でしたが、一方、本屋が成り立つか不安でした。しかし、出店する場所を中心に街を散策する中でだんだん変わりました。思ったよりもビジネス人口だけでなく生活人口も多い。4駅利用できて交通の便も良い。白山時代のお客様も来やすい。などの要因があって決断しました。
書店名 双子のライオン堂
住所 東京都港区赤坂6-5-21
オープン日 2013年4月27日(実店舗:白山)>2016年10月9日(実店舗:赤坂)ネットは2003年5月21日
連絡先 050-5276-8698
web http://liondo.jp
営業 毎週水〜土曜日 15:00〜21:00 日曜不定期
売り場 11坪(本屋5坪、ギャラリー6坪)
扱い 新刊:7割 古書:3割 読書会イベント月5回程度 ギャラリーあり